2016/08/24

Workshop for Designing Teacher Training

今回はアビス海天文台の教育関連グループの講演に参加しました。この会のメンバーの多くはscience circleのメンバーと重複しており合同開催といってもいい会合です。

SLの教育への活用をサポートするプロジェクト第2回ワークショップ  アビスはSLを教育に活用する先生をサポートするため、SLの長所を生かした活用方法をアピールし、SLを活用する上で直面する技術的困難を軽減し、教育に使える目的地情報、ツール、教育プラン、経験を共有するための国際協力プロジェクトに取り組んでいます。その第2回ワークショップを開催します(英語ボイス)。

講演:「仮想空間を小中高校教育に活用する先生の訓練のデザイン」
講師:ケビン(米)とナタリー(スイス)
Teacher Training Project 2nd Workshop
We are working on Teacher Training Project for appealing benefits of education using SL, reducing technical difficulties and sharing educational destinations, tools, lesson plans and experiences. We'll have 2nd workshop of the project as follows; 
- Title: "Designing Teacher Training for the Use of Virtual Worlds in K-12 Education"by Kevin Oh and Natalie Nussli
写真中央は開会のあいさつをするYanさん、右は演者のケビンさんです。




「要旨:私たちが過去4年間取り組んできた教員養成ワークショップを紹介します。ゴールは、教師が仮想世界の有用性と授業への適用性に関する情報を得て、自分の(将来の)授業について意思決定が行えるようにすることです。
 参加した一般及び特殊教育の着任前教員と現職教員の意見をもとに、私たちは仮想世界の教員研修の設計についての提言を取りまとめました。
 私たちは、参加した教員らがSL内の様々な教育地域でのインワールド体験やフィールドトリップ中に見出した課題についてお話します。」




私たちが行ったことの概観




浮かび上がった問題点
1) 青少年には不適切な内容

2)  学習からの逸脱
3) 技術的課題
参加した教師は1)の問題点に着目し、年齢や学習レベルに応じた適切な行き先が望ましいと結論しました。




適切さの欠如

望ましくない人物との遭遇
閉鎖空間の必要性
セカンドライフにみられる不適切な場所(例:パリ1900)




学習からの逸脱
参加した教師からの指摘は、豊富な視覚刺激による貴重な体験であったが、一方では、それによる学習からの逸脱だった。




参加教師からのコメント
「小学校の生徒について言うと、子供たちは見た目楽しいことに目を奪われてしまって、とても勉強に向いているとはおもえませんでした。」




技術的な課題
教師たちが仮想現実を教育に取り入れる際に恐れることは技術的な課題であることが浮彫りになりました




技術的な課題を回避するにはどうすればよいか



・有線を使用する。
・ボスチャット不能の場合の対策としてスカイプを使う
・技術来な援助を保証する。
・セカンドライフビュアーの更新をマメに行う




これまでの論議ではVRに関しての利便性が強調されてきた。これからは潜在的なリスクを含めて教師たちにきちんと説明していく必要がある。



生徒の体験できる範囲には教師の介入が必要



可能であれば最初は技術支援員の同席が望ましい



参加した教員たちの希望はできるだけ簡便な方法でのアクセス、例えばiPadから、であった。



提言1



提言2



提言3


提言4


提言5


提言6


提言7


提言8


提言9



自閉症児などに対する特別学級への応用



学習目標の計画表



演者の連絡先



関連公開資料



Yanさんが補足すべき事項とまとめを会場に設置した資料の使い方を交えて説明しているところです。






2 件のコメント:

  1. 日本語による紹介と説明、ありがとうございました^^

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    1. 全部訳せていないのがとても残念です。
      時間があれば少しずつ訳を足していき
      ますので、どうかよろしく

       

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