ひさしぶりにscience circleの講演に参加しました。
Phil Youngbloddさんの大変聞き取りやすい歯切れのよい講演です。演題は「サイエンス領域における最近の知見」
SLらしくインタラクティブに行われ講演中のチャットに演者が反応したり、演者が聴衆に答えを要求する質問をしたりと気が抜けない講演でした
これは何でしょう?
上の答えは宇宙フィラメント
天文学にとどまらず、生物学からも話題を提供
これは何という鳥でしょうか
答えはフィンチでヒワの仲間です。観察により小型化が見られ、その理由はの質問に会場から餌の減少という答えがありました。温暖化のような環境変化と個体の小型化のなぞを解説。
カナダの写真
大陸の移動と朕かにより地続きだった北米とユーラシアが分離したことを解説、
北方系民族と南方系民族の移動の図。日本のアイヌはそれを良く表している例とのこと
磁気記憶媒体の進歩
左上は赤血球右上は大腸菌、下に並んでいるのは各種のビールスです。生物におけるサイズと情報量を検討。
背景は記憶素子の拡大図で紫色はポリオのビールスです。演者は、指先に載る極小の記憶チップ技術の将来性について語られました。
インフルエンザの予防接種の有効性をあげるにはどうすればいいか
免疫応答の日内変動による接種最適時間の選択の可能性を示唆。
科学を専攻する学生の未来について。ポスドク問題の解決は?
ここでフロアから質問、声が割れていてほとんど聞き取れず。
水問題、きれいな水はどこから手に入れられるのか
海水の淡水化施設の進歩。
VRゴーグルのもたらすもの。障碍のあるかたが自由に歩き回れる環境をもたらしました。高所恐怖症の克服などに有益です。
これは何をしているところか、の演者の質問に、「iron man」の答えが出て、的確だと。身体能力の増強を計る試みで介護の分野で期待されています
これは何か? の問いに私が正解できました。たまたまニュースの記事で読んでいて400歳の魚とわかりました。グリーンランドシャークの年齢は眼のレンズの部分の年代策定で判明したのだそうです。
超低温で固体水素をつくっているところ
水素は気圧と温度の変化で、液体や固体の状態になります
固体水素の研究は土星探査船がカッシーニの空隙からもたらした情報を分析するの役立ちます。
12のトピックスについて科学全般に及ぶわかりやすい講演にフロアから惜しみない拍手が贈られました。
宇宙フィラメント、フィンチ、大陸移動、民族移動、
返信削除磁気記憶のこと、記憶チップ
水問題に個体水準などどれも面白そうですね。
はい、とっても興味深い講義でした。
削除フロアにはそれそれの分野の専門家もいて
突っ込みや質問が飛び交っています。
それを見ているだけでも勉強になります。