一昨日と昨日のMuseum of Archaologyの3つの施設群の紹介に続いてORTEMをご紹介します。「Outdoor Roman TEchnology Museum」の頭文字をとったものでインフォハブの右から2番目の狼のある赤い旗を選択。
ローマ帝国のシンボルの狼があしらわれたクリムゾンの旗がここの旗です。
MAP
博物館の入口、左手にトイレの表示があります。
館内には行き先表示があります。次はローマ軍の展示室。
うしろに欧州の地図が掲げられています。
年代別のローマ帝国の版図
最大のときは現在のEUの範囲を軽く凌駕しています。
そのころ日本は邪馬台国。
ローマ軍兵士の軍装の変遷を紹介しています。クリックするとそれぞれの特徴を説明したノートカードがもらえます。残念ながら制服そのものは入ってませんでした。
ここはローマ軍の兵舎や砦を紹介するコーナーです。
ローマ軍の隊列の基本スタイル。ローマ軍団参照
2階にはローマ帝国の中心市街の建設に関する展示です
日本では映画「ローマの休日」で有名になった施設もいくつかがこのころに作られています。
ローマの市民向けの建築物の構造図。約2000年後の現在の吹き抜け付きマンションと変わらないところが驚きです。
水道橋の建築の模様を再現した絵です。
攻城用の櫓だけでなくこうした巨大な建設機械を作るのも得意でした。
2階の一画に図書室があります。何冊かの本から外部へのリンクが張られていて、有名なギボンのローマ帝国衰亡史をWebサイトで読むことができます。->wiki
->History of the Decline and Fall of the Roman Empire by Edward Gibbon
再び外に出て屋外の展示も見ます。
これは建設用機械の再現です。
おなじみの軍装をした典型的なローマ軍兵士の NPCが立っています
冒頭にご紹介したトイレです。
内部はローマ時代のトイレを再現したものです。このころからすでに水洗。
ローマ帝国の歴史は我々日本人にはあまりなじみのない分野ですが、ギボンの著作はアジモフの銀河帝国興亡史や田中芳樹のアルスラーン戦記にも影響していると聞けばあらたな興味も。
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