古代の世界各地の遺跡をセカンドライフの上に再現した博物館が地主さんの健康上の都合によって立ち退きを余儀なくされました。消滅を惜しんだボランティアのグループがすべての遺跡を移築したことは前に記事にさせていただきました。
save the ruin project
save the ruin Project 2
save the ruin project 3
そして移築が完成した際には盛大な完工パーティが開催されました。
しかしながら移築した先の同時入場可能者数に制限があり、今後の博物館維持のための集客に支障があることが問題になっていました。そこでさらに再移転が計画され工事が進められていました。その工事も完了したのでグランドオープンする運びとなりました。
博物館の元の設備は一式すべて従来通りに移築されています。
博物館は古代史と古代建築を紹介する施設群のひとつとして存続します。3つの施設が各階に分かれて一体化したことを説明しています。
ORBIS
ORTEM
遺跡は元通り再現されていますが、かなりの追加修正が加わっています。この追加修正についてはボランティアグループで熱い議論が繰り広げられました。現実の博物館においても資金難などから維持するのが困難な場合があります。ここでも観客動員を増やし寄付を多く募るにはどうすればいいかが課題となりました。従来からの展示オンリーではなく新しい企画を打ち出すことになりました。我が国の某動物園が好例ですね。
お客様に楽しく過ごしてもらうための光り物が増えました。
アブシンベル神殿の前にも座布団が敷かれてます。
光り物があることで地味なかび臭い雰囲気を打破でします。(^^)/
修正はほぼ追加だけで行われ元からの建築物には手をくわえないようにすることで博物館が見世物小屋になるのを防ぎます。
また、現代アートの作品を置くことによって雰囲気を明るくし、古代建築を芸術の一部として理解してもらう助けとします。同時にこれを展示即売として収益の一部を維持費にあてます。
3つの施設群へのゲートウェイポータルです
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