2017/03/12

ORBIS

昨日は古代史博物館のリニューアルをお知らせしました。その際に今回のリニューアルが3施設合同ということもご紹介しました。他の2つの施設についても順次ご紹介します。
今回はORBISについてご案内します。


 上の写真に出てくる各施設のロゴを使った総合案内所です。カフェやミュージアムショップは工事中です。
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これが今回ご紹介するORBISの旗です。中央にテレポーターが置かれています。
ORBISはラテン語で輪や大地を意味する言葉で世界の意味もあります。(ちなみにスピード違反取締機の語源とも言われています)
ここではローマ時代の世界という意味です
MAP 
テレポートしたところにある案内表示。ギリシャ・ローマ時代の歴史と建築学の情報を提供しています。ギリシャ語教室も開催されているとか。


会場内の案内図

改装祝いのアートの展示を上空から見ています

ここが会場の入り口です


トンネルを抜けると雪国ならぬローマの街並みが見えてきます

それぞれの建物にはが実物の外観や設計図が用意されていて、壁のレリーフをクリックすると説明のノートが出てきます。 

ここではローマ兵士のコスチュームと装備について説明しています。


会場内には遺跡の発掘調査の様子が再現されています。 


3Dスキャナーを設置してあるところが現代風です

遺構の発掘現場

他にもいくつもの特徴のある建物を説明しています

ローマの貴族の別荘ですが、様式はポンペイで発見されたものを参考にしており壁の色はポンペイレッドになっています

壁画や浴槽と美しい庭園がついた立派な建築です。


なお、ORBISは、スタンフォード大学のローマ時代の地図を用いたシミュレーションモデルのプロジェクトの名前でもあります。
The Stanford Geospatial Network Model of the Roman World

 Das „Google Maps“ der Antike
 
Plan a Trip Through History With ORBIS, a Google Maps for Ancient Rome


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